洗光舎

TEL 092-596-3248

福岡のクリーニング洗光舎

衣類のトラブル

化粧品

化粧品

kesyou.gif化粧品は複雑な科学薬品が組み合わされています。これらが、衣類に付着すると、素材や染料に意外な影響を与える事があるのです。

パーマ液

パーマ液

パーマ液パーマ液の主成分は、一液が還元剤、二液が酸化剤です。還元剤が綿や麻素材などに付くと、クリーニングの乾燥行程やプレスなどの加熱でより激しい変色が起きます。襟周り、特に背中側に発生しやすい。

香水

香水

香水の主成分はアルコールです。アセテート製品の染色はアルコールによって溶け出してしまうことがあります。襟周り前側に発生しやすい。

除光液

除光液

マニキュアの除光液は、アセテート繊維その物を溶かしてしまいます。シミ状に硬くなってる部分があったり、ガムが付いているように見える事があります。

ヘアムース

ヘアムース

mooth.gifヘアムースの中には、髪の毛を固める樹脂材が含まれています。これが、生地に付着すると取れにくくなり、汚れが接着して黒い斑点になります。特にワイシャツの襟周り前後に発生する事が多いです。

洗浄剤

洗浄剤

senzyou.gif次亜塩素や塩酸、硫酸などの薬品も、日常生活の中にあります。塩酸や硫酸などは、綿、麻、レーヨン、テンセル、アセテートなどの植物系繊維に穴を明けてしまいます。

カビ取剤、台所用漂白剤

カビ取剤、台所用漂白剤

カビ取剤、台所用洗浄剤、洗濯用塩素系漂白剤の主成分は、次亜塩素酸ナトリウムです。この薬剤は植物系繊維製品などの染色を退色させます。飛沫状の色抜けや斑点状の変色になっている場合もあります。

トイレ用洗浄剤

トイレ用洗浄剤

サンポール(キンチョウ)、シャット(ジョンソン)、トイレマジックリン(花王)などのトイレ用洗剤には、強酸である塩酸が配合されています。塩酸が植物系の繊維に付着すると、繊維が酸化変色し、穴があくほど弱くなってしまうことがあります。またポリエステル混製品の場合生地が溶けて半透明になったように見える場合もあります。

バッテリー液

バッテリー液

battery.gif自動車やバイク、ボートなどに使われているバッテリー液は、希硫酸という強酸。衣類に付着すると、穴を明けてしまいます。ドライクリーニングでは落ちにくく、乾燥やプレスなどの加熱行程で、穴があいてしまうことも多いようです。濡れたようなシミ、また黄変して多少硬くなったシミは、揉んでみて、穴があけば強酸の影響です。

着用疲労

着用疲労

もし、人間が裸で暮らしていたら、体中に擦り傷や引っ掻き傷が絶えないはずです。そのかわり、衣類がすり減ったり、ほつれたりしています。

y-shirts.gifワイシャツ
ワイシャツは、繰り返し長時間にわたって着用される実用的な衣類です。持ち主も消耗の限界まで着用しようとするから注意が必要です。細番手高級ブロード品ほどスレに弱い。襟周り、剣先、袖口、ヒジに注意。洗濯行程で擦れて弱っている部分がほつれたり破れることがあります。
絹、麻、テンセル製品の白化毛羽立ち
絹、麻、テンセル製品は繊維の構造から、擦れるとより細かい繊維に分裂していまうという性質があります。特に濃色の製品は、クリーニングで油汚れが落ちると一層毛羽立って白っぽくなってしまいます。ヒジやポケット周り、ズボンなら大腿部分などにスジ状に発生することもあります。
ネクタイの損傷
ネクタイのほとんどは絹製品で、スレに弱く特定の部分だけがスレて、ついには柄が擦り切れたり穴が明いたりします。ネクタイのスレは、絵柄を浮き立たせるタテ糸が最初に損傷します。また、剣先よりも上着のラペル(衿)と接触する部分に注意。クリーニングで、擦れた繊維層が脱落して穴があきます。
毛玉(ピリング)の発生
カシミヤやラムウールなど、細かく柔らかい繊維製品は毛羽立ち易く、擦れると毛玉が発生しがちです。編み物、織物にかかわらず、獣毛繊維一般に毛羽立ったあと、毛玉が発生します。

虫食い

虫食い

虫食い害虫が噛み荒らした繊維屑を洗う事によって落とすということから、目立たなかった穴も、クリーニング後、目立ちやすくなってしまいます。①素材が毛や絹などの蛋白質繊維であること。②食べられてしまうことから、繊維が消失していること。③被害が芯地にまで及んでいない事。④繊維の消失が不規則に発生していること(鋏などで切り取った場合は繊維の切断面が規則的に並ぶ)⑤電子顕微鏡で観察すると、噛み切ったスプーン状の歯形が見られる。などの特徴があります。
羊毛、カシミヤ、モヘア、アンゴラ、絹、皮革製品などの動物性蛋白質は、繊維自体が養分となるため、汚れがついているいないにかかわらず、室温15℃以上で、通気性が悪く湿度の高い状態で保管していると、害虫が好んで食べる事になります。
衣類に付く害虫は、カツオブシムシ類の幼虫、イガ(衣蛾)の幼虫などですが、まれにゴキブリも虫害を起こします。

カビ

カビ

カビカビは、一定の湿度と温度によって蛋白質やデンプン等を養分として繁殖します。特に、クリーニング後にポリ袋などに入れたまま保管したり、通気性の悪いクローゼットで保管していると、湿気が停滞する状態になり、梅雨時期など結露することがあります。そしてカビの繁殖を促すことになります。色々な色のカビがあり、一見すると黄色や青のシミのように見える場合があります。染料を分解し変色させるカビもあります。大切な衣類は定期的な虫干などの風乾をしましょう。

汚染ガス

汚染ガス

汚染ガスこの被害の特徴は、保管中に折り畳まれていた折り目に沿って、ガスの触れ易い部分にだけ変色が起きていることで、全体を広げたときに、帯状に変色が起きていれば、ストーブや湯沸かし機などによる酸化窒素ガスや亜硫酸ガスが原因と考えられます。また、コートやジャケットなどクローゼットに吊るして収納するものは、ドア側の片口から袖にかけての外側が帯状に変退色します。素材としては、アセテート、ナイロン、綿、麻などの淡色系の繊維製品で、ガスとともに湿気もその原因となるので、収納中の湿度管理や虫干しなどを行う必要があります。

タバコ

タバコ

タバコポリエステル、ナイロンなどの低融点の素材に発生し易いのがタバコなどの熱による損傷です。本人がタバコを吸わなくてもすれ違いざまに、歩きタバコの影響を受ける事があります。また、灰が落ちた場合でも、穴開きなどの損傷が起きる事があります。

汗や日光

汗や日光

汗や日光におる退色は、植物系の繊維製品に起こりがちです。これは、染料が汗の影響を受け易いことによります。汗のつきやすい衿回りや肩、背中、脇などを注意する必要があります。また、色の種類によっても、紫、青、赤、緑、黄の順に変退色しやすく、濃い色ほど変退色の差が際立ちます。クリーニングにだす前は、くすんでいるため見落としがちですが、クリーニングによって、変退色した部分が目立つようになってしまいます。衿の付いている製品では、衿をちょっと裏返すだけで、日焼けしていない元の色と比較確認できます。

紫外線

紫外線

白い衣類のほとんどは、蛍光増白剤というある種の染料で染められています。この蛍光増白剤は、長時間紫外線にさらされると黄色味を帯びてくるという性質があります。また、繊維本来の性質として紫外線によって、黄ばんでしまうという性質もあります。このことは、白い紙が時を経ると黄色くなってしまうのと同じです。特に絹製品は紫外線の影響を受け易く、黄ばみやすい性質があるのです。紫外線の影響を受けにくい衿裏と比較してみましょう。

ポリウレタン樹脂コーティング

ポリウレタン樹脂コーティング

ポリウレタンポリウレタン樹脂は、生地の表面に塗られ(コーティング)合成皮革製品として主に使われています。ポリウレタン樹脂は、紫外線や水分によって分解(加水分解)するという性質があり、保管や手入れの状態にもよりますが、3年から5年で剥がれたりボロボロになったりします。クリーニング以前に、剥がれたりボロボロになっていなくても、既に径時劣化している場合、クリーニング作業工程によって、剥がれおちてしまうこともあります。襟周りやヒジなどの間接部分をよく見ましょう。水泡のような泡状のふくれがあれば剥離が始まっている証拠です。





クリーニング
クリーニングから返ったら、ポリ袋から出し、風通しの良い所に30分ほど掛けてから収納すると、湿気も十分に抜けて、より良い状態で、来シーズンを迎えることができます。

クリーニングから返ったら必ずポリ袋から取り出して保管して下さい

ポリ袋は、運搬やお持ち帰りのためのものです。仕上がった大切なお召し物が、汚れてしまうのを防ぎます。お持ち帰りになったら、ポリ袋から出し、適切な保管方法で収納するようにして下さい。ポリ袋のまま保管してしまいますと、衣服に含まれていた湿気が、発散されず、閉じ込められた状態になります。すると、密閉された湿気は、袋の中の比較的温度の低い部分に集まってしまいます。条件によっては、結露してしまうこともあり、カビやガス変色などの原因になってしまいます。